2009年10月11日日曜日

福知山での講演会。

本業で、講演会を実施した。
約2ヶ月かけて準備し、当日の短い時間で講師、シンポジスととの最終打ち合わせを行い開始に至る。

お天気が良かったこともあり、100人を超える参加者があった。

A先生の講演で
「こども達の自尊感情のみが最重点化されてきたが、自我感情が人生を歩む上で重要となる。」
それを支えるのは周りの大人との信頼感。安心感。

特別な支援を必要としているのに届かない、普通というものの中に紛れていて助けを求めているこども。
専門機関が多く存在しているのにもかかわらず、そこにたどり着けないでいる。

関わる周りの人たちの気づきと発信。そこからネットワーク化がなされて特別が特別でなくなっていく。

ソーシャルワークのシステムの始まりは、気づきと発信。
気づきを促すのは情報。
目の前で困っていることに気づかない無知は罪。

それからもう一つ。機関が仕事をしているのではなく、機関を構成しているひとが仕事をしていること。
機関の人が変われば機関の質が変わる。良くなったり悪くなったり。
当たり前のことだけれど。しかし、かなり重要なこと。

良い先生に巡り会うこと、良い相談員に話ができたことこと。
その人の人生にどれだけ影響するのか、計り知れない。

今日はひとつ仕事を終えて、安堵感と充実感に浸っていようと思う。自己満足。
次は11/5。その次は12/13。
からだもつかなぁ。。。(-_-)


帰りの京都駅で某大学のN先生に偶然会う。
「いつか来るかと思っていたけれど、うちの生徒が覚醒剤所持で捕まったんだ。」
うーん。コメントに困ってしまう。
大学の教員も時代に追いついていないらしい。
がんばってください。

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